- May 23, 2010
- Category: サボテン
サボテンを育ててみることとした。
ええ。
思い付きでした、始まりは。
どんな思いつきかすら憶えていないぐらいです。
あ、思い出しました。
3月末の休みに伊豆旅行をしたのですが、そこでちょっと寄ったシャボテン公園のサボテン狩りでMamirallia saetigeraと名前を忘れてしまったEchinofossulocuctusと、ユーフォルビアの紅彩閣を買ってきたのですが、Echinofossulocactusがあっさりと枯れてしまったわけです。大学院時代に室内の床に取り込んでいた柱サボテン(おそらくPilosocereus pachycladus)を、寝ているところに宅配がきて、寝ぼけ眼でトゥキックをかまし、それ以来二度とサボテンの栽培はやらない、と心に固く誓った甘酸っぱい想ひ出を苦々しくも思い出しつつ、今度はうまくこなしてやろう、と真剣に選んだ3本のサボテンのうちの1つでした。今思うとあのEchinofossulocuctusは
・2年目の苗で、直径3cmぐらいでしかないのにたくさんのつぼみをつけていた。
・サボテンは枯れ際に多くの花をつける。
・根は剪定されておらず、かなり伸び放題
と、選んではいけない苗だった気がするのですが、ま、素人考えで選んでしまいますよね、根が立派な苗。
で、あっさりと根が腐って、でも、しばらく気づかず、あれよという間に真っ白になって枯れてしまいました。
そんなわけで、あまりにも悔しく、同じぐらいの苗を手に入れるには?とネットをさまよっている間に種から育てている(実生という)方のサイトを覗くに当たり、これはやってやろう、となったわけです。とあるサイトでEchinofossulocactusとついでにEchinocactus,NotocactusのそれぞれMixを10粒ずつ手に入れて。
ということで、小学校理科のおさらい。植物の芽生えには
・酸素
・適温
・水
の3つが必要とされています。
特にサボテンは原産地の環境を考えると温度をある程度あげる必要があるわけですな。で、熱帯魚用のヒーターをキモとしてホームセンターであれやこれや2000円ぐらい見繕ってまいてみたわけです、奥さん、5/1に。
で、現在の状態。
3週間経って、Echinofossulocactusは発芽率5/10。Echinocactusは2/10。Notocactusは100円で激安だったのでおそらく売れ残りだったのでしょう、0/10です。
Echinofossulocactusはみんな丸っこい形をしていますが、Echinocactusは頭が二股に分かれています。サボテンが植物であることを感じさせるちっちゃな双葉状態ですな。
Echinofossulocactusの発芽したての時の写真。
あと、Cactus Heavenで個人輸入した
・Echinocactus grusonii v albispinus(白刺金鯱)
・Mammillaria affinis boolii SB1659(和名不明)
・Rebutia waltheri (Santa Victoria, Salta) WR784(和名不明)
・Pediocactus simpsonii v minor SB874(Albany Co. Wy.)(和名不明)
を撒いてみた、今日。