硫化水素泉と硫黄泉の2種類。
内湯が硫化水素泉となっている。内湯は男女別、混浴の湯船があり、混浴の湯船はそれぞれの浴室からドアを通って入る。
混浴内湯 | 男湯 |
男湯には打たせ湯が2本あった。
透明の湯でたまご味と苦みがあった。大体44℃ぐらいでやや熱めだけど打たせ湯のおかげでちょうどいいお湯になっていた。無色、透明で湯船のお湯は時間が経つとそうなるのか、少し深緑がかっていた。苦酸っぱくて少し金気味。
混浴露天 | 硫化水素泉の湯口 |
女湯露天 |
硫黄泉は女湯露天と混浴露天の2つとなっており、おそらく硫化水素泉との混ぜ湯。湯口は硫黄泉が湯船内にあり、近くに”熱湯注意”の札が張ってあった。硫化水素泉はぬるめを通して注がれている。混浴露天はかなり広く、植木の手入れはよくされていた。
湯船の温度はちょうど良く、長湯の出来る湯だった。
岡本屋旅館ではサービスエリアのような売店も経営しており、そこで湯の花や地獄蒸しプリンを販売している。プリンはプレーンとイモ、他に1種類(失念)あった。夕食のデザートに”プレーン”が出るので宿泊の場合に売店で食べる時はかぶらないように”プレーン”以外を注文するべし。蜜がほろ苦くて全く甘くないため、いわゆる”大人の味”プリン。夕食で出た次の日もわざわざ売店で食べてしまいました。
ここで売っている湯の花は近隣の湯の花「製造所」で製造している。「製造」といってもお湯を濾したりにつめたりして作っているのではなく、噴気を一ヶ月粘土層に通し、表層に析出する物質を集めて売っているもの。10回分のものが1000円そこそこで買える。家に帰って使ってみると、ものすんごく暖まって3時間経ってもぽかぽかするぐらいにいい入浴剤でした。
湯の花製造 | 地獄蒸しプリン |
湯の花に入ってた刷り物 |
湯の花とプリンはサイトの通販でも販売している。代引きなので贈り物には使えないけれども、湯の花が気に入ったので近々利用することとなるでしょう。