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April 2007 アーカイブ

April 8, 2007

明礬温泉岡本屋旅館

2007.03.21訪問、宿泊。[ぐぐるマップ][サイト]

硫化水素泉と硫黄泉の2種類。
内湯が硫化水素泉となっている。内湯は男女別、混浴の湯船があり、混浴の湯船はそれぞれの浴室からドアを通って入る。

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混浴内湯
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男湯

男湯には打たせ湯が2本あった。
透明の湯でたまご味と苦みがあった。大体44℃ぐらいでやや熱めだけど打たせ湯のおかげでちょうどいいお湯になっていた。無色、透明で湯船のお湯は時間が経つとそうなるのか、少し深緑がかっていた。苦酸っぱくて少し金気味。

混浴露天
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硫化水素泉の湯口

女湯露天

硫黄泉は女湯露天と混浴露天の2つとなっており、おそらく硫化水素泉との混ぜ湯。湯口は硫黄泉が湯船内にあり、近くに”熱湯注意”の札が張ってあった。硫化水素泉はぬるめを通して注がれている。混浴露天はかなり広く、植木の手入れはよくされていた。
湯船の温度はちょうど良く、長湯の出来る湯だった。
岡本屋旅館ではサービスエリアのような売店も経営しており、そこで湯の花や地獄蒸しプリンを販売している。プリンはプレーンとイモ、他に1種類(失念)あった。夕食のデザートに”プレーン”が出るので宿泊の場合に売店で食べる時はかぶらないように”プレーン”以外を注文するべし。蜜がほろ苦くて全く甘くないため、いわゆる”大人の味”プリン。夕食で出た次の日もわざわざ売店で食べてしまいました。
ここで売っている湯の花は近隣の湯の花「製造所」で製造している。「製造」といってもお湯を濾したりにつめたりして作っているのではなく、噴気を一ヶ月粘土層に通し、表層に析出する物質を集めて売っているもの。10回分のものが1000円そこそこで買える。家に帰って使ってみると、ものすんごく暖まって3時間経ってもぽかぽかするぐらいにいい入浴剤でした。
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湯の花製造
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地獄蒸しプリン
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湯の花に入ってた刷り物

湯の花とプリンはサイトの通販でも販売している。代引きなので贈り物には使えないけれども、湯の花が気に入ったので近々利用することとなるでしょう。

April 9, 2007

明礬温泉鍋山の湯

2007.03.22訪問 [ぐぐるまっぷ]
ゑびす屋の前のヘアピンカーブを脇道に逸れ,鍋山方面へ。途中、野焼きの跡を眺めながらダート道を山登り。「鍋山温泉郷」という碑の前に車を置いて徒歩5分ほど。当初は普通湯(泥湯ではない方)は苦もなく見つかったが、泥湯に先に入ろうとしていために、15分ほどあたりをさまよう。薮漕ぎまでした結果、手元の資料で確認すると「泥湯は右手奥」との文字が。素直にしたがい、地獄を上るとそこには女性の頭がちらと見えた。ので引き返してまずは普通湯へ。普通湯と帰る途中でおじさんとすれ違った。
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普通湯

普通湯の湯船近くには噴気口があり、ツンとするH2S臭が漂っている。沢水のパイプが2本ほどあり、それで温度調節する。が、それでも熱く、 源泉側のパイプをずらして源泉の流入量を半分ぐらいにして入った。色は透明、苦酸っぱく、金属臭が少しあり、岡本屋旅館の硫化水素泉と同じような泉質かと思われる。もしかして緑礬泉かも。
30分ほど浸かってから泥湯へ。
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泥湯からの眺め(中央に見える灰色の固まりが泥)

先着のカップルがどこかの部族のような泥顔でこちらをちらちらと気にしていた。そこへ先ほどすれ違ったおじさんが洗面器を持って上ってきてカップルに泥を渡していた。うちにも洗面器で泥を手渡し、さも、急かしているような雰囲気だったので脱いで入浴。
鉱泥を体中にぬりたくって久しぶりの泥遊びをした。泥は無味で、青灰色の手触りのいいシルト。泥を落とすと肌はつるつる。
湯口は2カ所ほどあり、かなり湯をしぼっている様子だったが、湯船の底からもお湯が沸いている足下湧出でもあり、座る場所によってはお尻のみあつい状態だった。とはいっても湯をしぼっているためにかなりぬるく、1時間ほどの長湯をした。脱衣所がないため、周囲に着替えショーを披露するはめになるが、泥遊びが出来る分、泥エステ好き?の女性も喜びそう。

April 10, 2007

明礬温泉鶴の湯

2007.03.22訪問 [ぐぐるまっぷ]
鍋山の湯を出てヘビん湯へ向かおうとすると2chでも有名となっている先ほどの鍋山の湯のおじさんが四駆を飛ばして先回りしていくのが見えた。少し気味が悪いのであえてパスし、すぐ近くにある鶴の湯へ。
鶴見石材の交差点を霊園方面へいくと老人ホームの前を通って霊園に着く。墓の間を縫って行き止まりまで車で行き、そこからほんの少し歩くと鶴の湯の脱衣所が見えてくる。
車を止めて湯船を一目見るまでは本当にこの道で合っているのか不安になるぐらいにどっぷりと霊園を堪能した。
 着いた時は先客に年配の夫婦がいた。ぬるめのお湯で無色、ほぼ透明。泉質は硫化水素型の硫黄泉か?後から来たおじさんによるといつもは熱くて入れないぐらいなのに、ぬるくてしかも湯の量が少ないとのこと。雨が降っていないせいで地下水が枯れているのかも知れないと話していた。確かに湯船の水面は一番上のスケールのある場所より2,30センチぐらい下に水面があり、湯量が減っていることを物語っていた。
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鶴の湯

周囲の山肌が野焼きされていたために虫が少ないものの、灰があちこちを舞っていた。それでもブヨがいない露天はとても快適で、露天巡りをするには九州なら3月後半がいいということが今回実感できた。東北だと5月頭あたりか。

長湯温泉天満湯

2007.03.22訪問 [ぐぐるまっぷ]
長湯の大丸旅館について部屋から外を眺めると目の前に神社と、共同浴場が見えた。早速浴衣を羽織って向かうと入り口に100円との文字が。しかし、周囲に番台が見当たらない。玄関をよく見ると右横に古い旅館のテレビの横についているようなコイン投入口が。
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入り口

どうもここに百円玉を投入するようだが、千円札しか持っていない。仕方ないのでもう一度宿の前まで戻ってお茶を購入し、おつりをゲット。浴衣のままで天満の湯まで往復したので少し体が冷えた。百円玉を入れると自動ドアが動作し、人気のない休憩所(しかも寒い)を通って男湯へ。先客に2歳ぐらいの男の子を連れた男性がいた。
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湯船

お湯は緑褐色で炭酸カルシウムとおぼしきスケールが少しついていた。分析表には36度との記載があったが、40度はあるように感じたのでもしかしたら加温しているかもしれない。建物の裏にボイラー用のタンクがあった気がするし。塩味と甘い炭酸の味と少し金気味。
上がって着替えると出口には遊園地の出入り口にあるような回転ゲートが。どこまでも自動化しているが、人件費と比較して設備費の元をとるにはどれくらいかかるんだろ。
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出口を建物内からみた時

ふとこの記録を編集していると入り口の写真のドアに12月〜3月はお湯を加えている旨の表示が。やっぱり加温されていました。
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張り紙

April 15, 2007

長湯温泉がに湯

2007.03.22 [ぐぐるまっぷ ]
写真とっただけで入らず。今の時期はぬるくて風邪をひく、と宿の仲居さんからの忠告。橋の下に棚だけもうけた簡易脱衣所があり、そこで着替えて20m程。確かにぬるくて(33,4度?)、湯船から出られない状態になりそうだったので忠告通り入るのをあきらめた。これまた、少しの塩味と金気味。甘みも少し感じたのは炭酸かもしれない。長湯は基本的にこの泉質のようだ。

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脱衣所
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脱衣所の案内
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がに湯概観





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