はじめてみる。

未来の共同経営者かたむき君にmixiに招待されたので自分の人となりを曲がりなりにも世に発信せねばならぬと男もすなる日記といふ…、いや、ま、ちょっとやってみようかと思ったわけですよ。

んで、どうでもいいんですが、いま目の前にGABAという「ストレス社会で戦うあなたに」と銘したチョコレイトの缶があるわけです。
世間にお目見えしだしたころにちょうど休出していて、そんなときに限ってめったに会話しないお偉いさんが「何だこのグループは。みんなこれ食え。」と周囲の約4名に配って高らかに笑いながら去っていったのを思い出しますわ。
ええ、いえません。
かみさんが「ストレスたまってんじゃない?これ会社に持っていったら?」とその2日ほど前に私めに授けてくださったのですよ。それを。
だからね、いえないんですよ。
「部長、それはかみさんにすでにもらいました。」
などと。

言いたくてもいえないもどかしさでございます。
(結局にこやかに言っちゃったけど。)

思えば高校2年ごろ、長津田の駅で電車を待っていたらホームの端から黒人が来るわけで。
しかも明らかに意志の強いまなざしで小生のまなこをキッとみつめてこちらに向かってくるのでございます。
ええ、覚悟しましたよ、貞操の危機を。
でもね、まぁ、日本においでなさる外国の方。
そうは狼藉を働くまいと腹をくくったわけです。
そうなると最初の一言はなんだ???
何を切り出せば良いんだ???
と俄然張り切りだすわけです。
自分の名前が「いご」だから学校の英語の授業でオーストラリア人教師キムにやたらめったらと当てられて(Igoは読みやすいらしい)
思わず彼女に
「えぇぇ~、またぁ」
などと悪態をつきながら
前日に見たターミネータ2についてT-1000の溶鉱炉での再合成?は昔「すらいむ~」なんていって
溶かしたはんだの塊の乗った台を傾けて遊んだのを思い起こした、なんて語ったのを思い出し、
もう、
「おれならできる」
と虚勢をはって意気込んでみたんです。

んで、彼はまっすぐ、わが身を飲み込むんではないかというぐらいの圧倒的な存在感でこちらに向かってくるんですよ。
そして一言。
「しぶやぁにいくのでんしゃはこちですかぁ?」

ええ、答えてやりましたよ。
「いぇぇぇぇ~~~~す!」
って。

言ってしまったことを取り消したいもどかしさでございます。

今になっても悔しいんですよ。

あのマイケル(仮名)は狙ってたどたどしい日本語を無理に使ったんではないかと。
或いは「おい、マイケル(仮名)、おまえ日本人なのに黒いドーラン塗ってるんとちゃうんかい」と。

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